これまで不要なモノ、ゴミとして扱っていなかった私のモノを、突然にそういう目で見るのは難しい。
他の人はどうしているだろうとググってみると、断捨離系のサイトが溢れている。
結果、「2tトラックに山積みになった」とか、「1日1捨てが5年も継続しています」とか、「手放したことで心が豊かになった」とか。
みんな成功している?本当にそんな、上手くいくものなのでしょうか??
というのも、何を手放したら良いのか、2日目にして既に困ってしまった。
ずっと空っぽだったフライングタイガーのカラフルな缶を捨てよう!と、手にしたとたん、食べかけのお菓子を保管するのに丁度良いじゃない、となって、再び手元に。。
(紅茶によく合う、無印良品の「いちごのジャムパイ」を入れてみた)
(食べ終えたら捨てることを誓い)、今日の1捨てはコレ!☟

片付けとかは、育った環境・親に似るといいますが、今や70代の私の母は昔から片付けが得意で、潔くすぐに捨てられるタイプの人。
だから、きっと私は父に似た。
父は、モノは大事に取っておきたい性分の、もったいない精神の人。
さて、テーマを決めてみると良いのかしら。
私の一人暮らし1LDKの部屋に多いものといえば、まずは洋服と、それから本。
服と本であれば、一緒に近くのブックオフにでも持って行けそうかな。
ただ本は、手放す前に再度読み直さないと嫌だわ、なんて考えてしまう。
テーマは決めない方が良さそう。。
本で思い出した!私が実家にいた頃のこと・・・
実家には縦にも横にも大きな本棚が1階と2階と2つあって、そこに入りきらない大量の文庫本を、父が物置に段ボールに入れて数箱しまっておいた。
それを見つけた母は、「物置にしまった段ボールの中の本なんて、どうせ読まないでしょう」と、こっそりと少しずつ捨てていったという。
ゴミ出し担当の父は、きっと自分の大切な本とは知らずに、ゴミ捨て場にせっせと運んでいたに違いない。
ある時、父が段ボールの文庫本を読み返そうと考えたが、時すでに遅し。物置には段ボールも本もなくなっていた。
父は本が大好きで、テレビを見ながらでも本を読んでいた。出かける時はいつも本と一緒。趣味の絵描きのお供にさえも。
なので、せっせと集めていた本たちが捨てられたことを知った父は、その日は大変に怒っていたなぁ、と、当時のことを急に思い出した。
ただ母によると、物置きにモノが沢山しまえる様になって、父も便利になったと納得したらしい。
ということで、多すぎるモノは、思い切って捨てないといけないんですね。ハイ。